2018年2月12日月曜日

ツールロール

セットで工具を購入した場合、ケースも含まれているのがほとんどだ。しかしバラで購入した場合は、ケースも自分の好きなケースを選ぶ事ができる。スーパーのビニール袋でも良いのだが、 工具の多くは重くて固い鉄製でゴツゴツと尖っているので、できればもう少ししっかりしたケースに収納したい。また、使ったら毎回同じ場所に戻してしまうという事は、作業のロスを軽減でき、作業のペースの安定にも貢献する。練習時から本番と同じケースを使うことに慣れておくと、心理的な安心感も持てる。


第二種電気工事士の実技試験では、それ程多くの工具を使うわけではないので、小型のケースで十分だ。小型のケースにも色々あるが、今日紹介するのはツールロールというタイプの工具ケースだ。

 ツールロールは、細長いポケットが帯状にたくさん縫いつけられた布製のケースだ。収納するときはロール状に丸めて、出し入れするときには伸ばして使う。

ほとんどの受験者は、工具入れを直接手に持って試験会場まで移動するというよりは、普通のバッグの中に工具ケースを入れて試験会場に行くと思う。ツールロールは、工具ひとつひとつを個別のポケットに納める様に収納するので、バッグの内側の生地やバッグに入れた文房具類などのほかの荷物を傷めにくいし、工具同士がガチャガチャとぶつかって傷ついたり、あるいは大きな音が出るのを防いでくれる。試験の機会にひとつ手に入れておくと、その後も少量の工具を運ぶ際に役に立つ機会もあるだろう。個人的にはお勧めだ。

私もこれを試験の本番で使った。リングスリーブの圧着工具がビッタリ入るジャストサイズ。


安定のホーザン。シックな黒一色。


無駄のない少なめのポケット。持ち込む工具が少なめの人に。


タイプの異なるポケットが付いた、マルチな収納力。