2022年2月26日土曜日

ホーザン P-957とP-958の違い

ホーザン P-957とP-958は、よく似ています。もともとP-957が発売されていたのですが、2013年に新しくP-958が発売になりました。

大きな違いは、一度に剥ぎ取りができる芯線の皮膜の本数です。

  • P-957は、2芯が限界
  • P-958は、3芯でも対応できる
P-957とP-958の先端の比較写真

今ではもう、P-957の方はメーカーでも在庫終了だとホーザンの公式サイトが伝えています。
P-957でてきていた作業がP-958ではできなくなった、という事は特になく、P-958はできる作業が純粋に増えました。だからP-958をP-957と使い比べた場合に不自由が生じる事はほぼ無いでしょう。これから買う人は、入手しやすい現行モデルのP-958をそのまま入手すればOKです。

ちなみにこのP-958をはじめVVFストリッパーは、第二種電気工事士試験の技能試験では、大いに役立ちます。特殊な作業方法をせず、よくある正攻法で作業するならば、試験中に最も多く使う工具です。普通に考えれば、このP-958か、あるいはこれとよく似たVVFストリッパーを試験には持ち込んだ方が良いと思います。

ホーザン(HOZAN) VVFストリッパー P-958


関連記事

VVFストリッパーの2強、ホーザンP-958とMCC VS-4Aを詳しく調べて徹底的に比較
2020年に発売されたVVFストリッパーの新星、ツノダVAS-230の特徴を調査 

フジ矢 電工VAストリッパ FVA-1620
玄人好みのツウな雰囲気を放つロングセラーのフジ矢製VVFストリッパー、FVA-1620の強みを考察

2020年以降に立て続けに各工具メーカーから発売されたVVFストリッパーの6種を集めて特徴を比較